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  • 10兆ドル(1220兆円)という世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク CEO は、今年の株主宛の書簡で次のように示した。

    ・ロシアのウクライナ侵攻によりロシアが国際資本市場から遮断され、これまで進展してきたグローバリゼーション前提が変化し、同社を伸ばしてきたとも言えるグローバル化に終止符が打たれた。

    今後は再生可能エネルギーへのシフトが加速する一方、ESG投資の取り組みは難航する

    ちなみに、2020年GDPは米国20兆ドル、中国14兆ドル、日本5兆ドル程度であることから、10兆ドルとはどのような金額であるかがわかる。

    ・デジタル通貨の役割が拡大するとともに、ウクライナ親交の恩恵を受けるのはメキシコ、ブラジル、米国、東南アジアの製造拠点であろう

    (参考:2022.3.35日経新聞夕刊) 

    経営者が聞くべき声とはどのようなものだろう?最近、経営団体や国の示す提言には首をかしげるような内容、時間的にずれたものが多くなったと感じる。 聞き応えのある声とは中途半端な代弁者からではなく、今を見つめたこのような声ではないのか。

    原文→ 

    https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/2022-larry-fink-ceo-letter  

  • 立春です。

    本日は、自宅を設計していただいた小田さん(小田宗治建築設計事務所代表)と東京国立近代美術館「民藝の100年展」へ行きました。

    なぜ、民藝?

    それは、昨年出版された集英社新書「『利他』とは何か」の若松英輔の文章に触発されたからです。(すみません、その理由は肝心なところですが、ぜひ同書をご覧ください)

    戦前の民藝運動はすごかったですね。展示の中で一番印象に残ったのは雑誌『工芸』装丁でした。

    全国から収集された工芸品は、紙や竹、木などが主役。プラスチックなどのない世界がつい最近まであったとは、もはや想像できません。

    左のハガキはミュージアムショップで購入した民藝とは関係ありません

     

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